【Mac】DjangoをHomebrewでインストールしてローカルサーバーを起動する方法【初心者向け】

MacにDjangoをインストールしてローカルサーバーを起動するまでの手順を初心者向けにまとめます。Homebrewを使ったPythonの導入から、仮想環境の作成、Djangoプロジェクトの起動まで順を追って解説します。
検証環境
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| 端末 | MacBook Pro (Apple Silicon) |
| OS | macOS Monterey 12.3.1 |
Django とは?
Django は Python で書かれたオープンソースの Web フレームワークです。管理画面・認証・ORM(データベース操作)などの機能があらかじめ揃っており、Webアプリケーションを効率よく開発できます。Instagram や Disqus など大規模サービスでの採用実績もあります。
この記事では、まず Django を起動するところを目標にします。
ステップ1:Homebrew のインストール
Djangoは Python で動くため、まず Python を用意します。Mac への Python 導入方法はいくつかありますが、パッケージ管理が楽な Homebrew を使う方法がおすすめです。
ターミナルに以下のコマンドを貼り付けて実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
管理者パスワードを入力するとインストールが始まります。Installation successful! が表示されれば完了です。
ステップ2:Python のインストール
Homebrew がインストールできたら Python をインストールします。
brew install python3
インストール後、バージョンを確認します。
python3 --version
# Python 3.x.x と表示されればOK
ステップ3:Python のパスを通す
Homebrew でインストールした Python は /opt/homebrew/bin/ 以下に置かれます。システムのデフォルト Python(/usr/bin/python3)より優先して使われるよう、パスを設定します。
現在のパスを確認します。
which python3
# /usr/bin/python3 と表示される場合は設定が必要
~/.zprofile にパスを追記します(macOS Monterey 以降、zsh ではこのファイルがログイン時に自動読み込みされます)。
echo 'export PATH=/opt/homebrew/bin/:$PATH' >> ~/.zprofile
ターミナルを再起動後、確認します。
which python3
# /opt/homebrew/bin/python3 と表示されればOK
ステップ4:Django のインストール
作業フォルダの作成
任意の作業ディレクトリを作成して移動します。
mkdir myproject && cd myproject
Python 仮想環境のセットアップ
Python の 仮想環境(venv) とは、プロジェクトごとに独立したパッケージ環境を作る仕組みです。異なるプロジェクトで異なるバージョンのライブラリを使い分けられるため、開発では必ず利用することが推奨されています。
django という名前の仮想環境を作成し、有効化します。
python3 -m venv django
source ./django/bin/activate
# (django) がプロンプトの先頭に表示されれば有効化成功
pip で Django をインストール
仮想環境が有効な状態で Django をインストールします。
pip3 install django
Successfully installed django-x.x.x と表示されればインストール完了です。
ステップ5:Django プロジェクトの作成と起動
プロジェクトの作成
django-admin startproject <プロジェクト名> でプロジェクトの雛形を生成します。
django-admin startproject firstproject
cd firstproject
ローカルサーバーの起動
python3 manage.py runserver
起動に成功すると以下のように表示されます。
Watching for file changes with StatReloader
Performing system checks...
System check identified no issues (0 silenced).
You have 18 unapplied migration(s). Your project may not work properly until you apply the migrations for app(s): admin, auth, contenttypes, sessions.
Run 'python manage.py migrate' to apply them.
Django version 4.0.4, using settings 'firstproject.settings'
Starting development server at http://127.0.0.1:8000/
Quit the server with CONTROL-C.
unapplied migration(s) という警告が表示されますが、これはDjangoの内部データベース(管理画面・認証機能用)がまだ初期化されていないためです。動作確認だけなら無視して問題ありません。後で python3 manage.py migrate を実行すると解消できます。ブラウザで http://127.0.0.1:8000/ を開き、Djangoのウェルカムページが表示されれば成功です。
まとめ
MacへのDjangoインストール手順をまとめます。
- Homebrew をインストール
brew install python3で Python を導入~/.zprofileでパスを設定python3 -m venvで仮想環境を作成・有効化pip3 install djangoでインストールdjango-admin startprojectでプロジェクト作成python3 manage.py runserverでサーバー起動
次のステップとして、Django公式チュートリアルを進めると、ビュー・モデル・テンプレートの基本が体系的に学べます。